「地域共生社会」時代のケアマネ必携 障害者支援のための相談支援専門員連携ハンドブック

企画・発行
第一法規株式会社

監修 小澤 温

判型
A5
ページ数
180頁
定価
2,420円(税込)

ISBN 978-4-474-07444-6

 

【販売サイトへ】

「地域共生社会」時代のケアマネ必携 障害者支援のための相談支援専門員連携ハンドブック

 

区切り線

書籍の説明

新型コロナウイルス感染拡大の環境下においても障害者対応に自信がもてる
相談支援専門員との連携に必要な情報をまとめたケアマネジャー視点の解説書

 

解説編

第1部 介護保険サービスと障害福祉サービス

Ⅰ 障害者が介護保険を利用するケースとは
1 介護保険の意味
2 特定疾病のある40歳以上65歳未満の者とは
3 障害者支援施設からの退所、地域移行で介護保険を利用する場合
4 生活保護の「みなし2号」の障害者
5 障害福祉と介護保険のサービスの併用
Ⅱ 障害福祉サービスを知ろう
1 サービスの種類と内容
2 サービス利用の流れ
3 介護保険サービスと障害福祉サービスはここが違う
Ⅲ 障害者支援のこれから
1 障害者の高齢化に対応するケアマネジャーの役割
2 相談支援専門員との連携において期待されているケアマネジャーの役割
3 障害福祉制度・介護保険制度の枠を超えた共生型サービスの創設

第2部 ケアマネジャーと相談支援専門員の連携のポイント

Ⅳ 障害の特性を知ろう
1 障害の種別と特徴
2 障害者の加齢による特性を理解しよう
Ⅴ 相談支援専門員を知ろう
1 ケアマネジャーと相談支援専門員の業務の相違点、類似点
2 相談支援専門員の資格要件
3 相談支援専門員の業務内容と支援の視点
4 機関間の連携
5 難しいけれども大切、ケアマネジャーと相談支援専門員の連携
Ⅵ ケアマネジャーと相談支援専門員の連携のポイント
1 ケアマネジャーと相談支援専門員が
連携して支援していくための前提となるもの
2 相談支援専門員からケアマネジャーへの引き継ぎの流れ
3 ケアマネジャーと相談支援専門員との連携
4 介護保険サービスと障害福祉サービスの併用事例
5 ケアマネジャーが相談支援専門員からの引き継ぎを受ける際のポイント

第3 部 新型コロナウイルス感染症と障害福祉サービス

Ⅶ 新型コロナウイルス感染症による障害福祉サービスへの影響とその対応
1 新型コロナウイルス感染症による障害福祉サービスへの影響
2 新型コロナウイルス感染症と障害福祉サービスにおける対応

Q&A 編

【解説編】Ⅰ 障害者が介護保険を利用するケースとは
Q.1 障害福祉の相談支援事業所から、「もうすぐ65歳になる人が介
護保険のサービスを利用する予定なので、ケアプランを作成し
てほしい」と依頼されたけど、どうすればいい?
Q.2 生活保護世帯の母親が要介護状態になったため、訪問したところ、同じく要介護状態に該当すると思われる息子さんがいました。息子さんは子どものときから障害があって、これまでは母親が介助をしてきたそうだけど、どのような手続きが考えられる?

【解説編】Ⅱ 障害福祉サービスを知ろう
Q.1 介護保険サービスに加え、新たに障害福祉サービスを利用したいときにはどうすれば?
Q.2 65歳以上になって訓練等給付を受けることはできる?

【解説編】Ⅲ 障害者支援のこれから
Q.1 共生型サービスの特徴についてケアマネジャーが知っておくべきことは?

【解説編】Ⅳ 障害の特性を知ろう
1 障害の種別と特徴
Q.1 障害特性を理解する利点と方法は?
Q.2 知的障害者の障害特性を理解する指標等はある?
2 障害者の加齢による特性を理解しよう
Q.1 知的障害 知的障害の利用者が、認知症の診断を受けました。これまでの支援と何を変えたらいいの?
Q.2 視覚障害 視覚障害のある人が、もともとの重度の視覚障害に加えて、加齢により聴力低下が進んだ場合、どのような支援策が考えられる?
Q.3 聴覚障害 聴覚障害のある人が、もともとの重度の聴覚障害に加えて、加齢による視力の低下が進んだ場合、どのような支援策が考えられる?
Q.4 精神障害 統合失調症の診断で20歳代から40年近く精神科病院に入院している人が「退院したい」と言っています。身寄りはなく、単身でもあるため、今さら退院しても、社会で苦労が絶えないことを考えると、そのまま入院していたほうがよいのでは? と思うけど、退院の支援をする必要性があるの?
Q.5 脳性麻痺等の肢体不自由 脳性麻痺等の肢体不自由の人の加齢への対応策は?

【解説編】Ⅴ 相談支援専門員を知ろう
Q.1 ケアマネジャーと相談支援専門員の役割分担と連携が必要な場面は?

【解説編】Ⅵ ケアマネジャーと相談支援専門員の連携のポイント
Q.1 引きこもりの子を持つ要介護高齢者への支援など、複合課題を抱えたファミリーサポートが必要な場合の支援方法は、どうすればいい?

【解説編】Ⅶ 新型コロナウイルス感染症による障害福祉サービスへの影響とその対応
Q.1 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、外出自粛となった際、障害者やその家族にはどのような影響があった? 利用者や家族への支援には、どのような視点が必要?
Q.2 新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの就労支援事業所が閉鎖されたと聞いたけど、実際にどのような影響があり、また、利用者の支援はどのような方法で行えばいい?

 

○ケアマネジャーと相談支援専門員の連携について、ケアマネジャー視点で解説した唯一の書。
○図表やフローチャートを使ったわかりやすい解説で、障害福祉制度、障害特性を踏まえた支援、その他相談支援専門員とその連携に必要な障害者対応についての正確な知識が身につく。
○具体的なQ&A で、実際にどのように相談支援専門員と連携し、利用者のサービス提供に活かすのかが分かる。
○2018 年の介護保険制度改正・介護報酬改定(「共生型サービス」の新設、低所得の高齢障害者の自己負担額軽減等)のほか、2020年度からの相談支援専門員研修制度の見直し、2021年4月施行の改正社会福祉法(高齢・障害等、属性や世代を問わない一体的な相談支援体制の構築)、同4月の障害福祉サービス等報酬改定における「居宅介護支援事業所等連携加算」の拡充等、最新の解説を収録。
○新型コロナウイルス感染症拡大がもたらした障害者への影響や、そこから浮き彫りになった障害者支援における諸課題を解説と現場発のQ&A で収録。ポストコロナ時代も自信をもって相談支援専門員と連携し、障害者に対応できる。

 

監修者コメント

監修にあたられた、当協会小澤 温会長より書籍についてのコメントをいただきました!

ぜひご覧ください!

 

「親亡き後」という言葉は使いたくありませんが、この問題は、今日、障害福祉の課題の中で一番深刻で、切実な課題であることは間違いありません。

さらに、障害のある人自身の高齢化問題も切実な課題になっています。

これまでは、高齢者福祉は介護保険制度で、障害者福祉は障害者総合支援法による制度でという形のすみわけをしており、制度上は、障害のある人が65歳を超えると介護保険制度を主に利用することになっています。

ただし、現実には、障害福祉制度から介護保険制度への移行はそう簡単ではありません。

特に、障害者福祉制度の相談を担っている相談支援専門員と介護保険制度の相談を担っている介護支援専門員(ケアマネジャー)との制度と利用サービスの移行に伴う連携は現状ではあまりスムーズにいっているとは思えません。

この本は、障害者の高齢化が急速に進んでいる社会状況を背景に、介護支援専門員にとって、高齢期に差しかかってきている障害者を支援する際に、相談支援専門員をはじめ関係する職員との連携に必要な基本的な知識に加えて、実際の現場で役にたつ実践知識を身につけてほしいという願いから、出版しました。

この本は主に介護支援専門員の読者を念頭に置いていますが、高齢者の介護に関わる方、あるいは、障害ある人の家族や相談支援に関わる方にも、ぜひ、読んで欲しいと思います。