大学生活の適応が気になる学生を支える-

監修
松本 真理子
永田 雅子
野邑 健二
編著
安田 道子
鈴木 健一
発行
明石書店
版型
A5版
ページ数
192頁
定価
2,000円 (税別)*送料別

 
 
区切り線
不登校、いじめ、抑うつ状態、ひきこもり、低学力など、発達障害の特性から生じるいわゆる二次障害を防止し、中学生や高校生を社会生活へとつなげるために必要な知識や支援策について、豊富な事例を交えて解説。 
 
目次 
 
「心の発達支援シリーズ」刊行にあたって
はじめに 
 
第1章 大学生の心の発達とつまずき・支援
1 青年期の発達課題
(1)大学生のホント
(2)大学生の発達
(3)自分探しの道――アイデンティティの探求
(4)大学生のいま――ポストモラトリアムという課題
2 発達が気になる大学生の抱える問題と見立て
(1)発達が気になる大学生とは
(2)大学生活とそれまでの生活の違いとは
(3)神経発達症の特性と大学生に見られる症状
(4)二次的なつまずき
(5)環境との折り合いの悪さ(社会的障壁)
(6)支援に向けて
3 入学前から発達障害と診断されている場合――大学生とその家族に知っておいてもらいたいこと
(1)発達障害の大学生を取り巻く情勢の変化
(2)合理的配慮とはなにか
(3)「学生本人が主体となって要望を出す」ための準備
(4)本当の自立とは 
 
第2章 大学生活におけるつまずきの実際と支援の方法
1 入学期――新しい環境への適応
(1)高校と大学の違いにつまずいたヨシオ
(2)履修登録でつまずいたトシキ
(3)履修登録への不安からピア・サポートを訪れたサトシ
(4)窓口での手続きにつまずいたツヨ
(5)一人暮らしがうまくいかず大学に通えなくなったジロウ
(6)カルトに誘われてしまったサヨコ
2 中間期――学修の中でのつまずき
(1)授業をたくさん履修しすぎて単位を落としたノリオ
(2)ノートがとれず授業についていけなかったミサ
(3)最初の実験でつまずいてしまったサトル
(4)実験のレポートが書けなかったアキラ
(5)息子の留年を突然知らされた母親
(6)養護実習で戸惑ってしまったマキ
(7)資格取得の目標を見失ったタツヤ
(8)予定を立てて守るのが苦手なマサト
3 中間期――対人関係のつまずき
(1)場の空気が読めず友人関係でつまずいたノボル
(2)好きな女の子に怖がられてしまったマサシ
(3)アルバイトの職種を変えて適応できたノリカ
(4)教員の指導を否定的に受けとめてしまうテツヤ
(5)ゲームにのめり込んでいったマサオ
4 卒業期――卒業と就活
(1)不注意から卒業単位を満たせなかったタロウ
(2)就職活動につまずいたタケオとマサミ 
 
第3章 個別にみた大学生への支援の実際
1 ASDの特徴が見られた事例――卒業後数年かけて就職したハジメ
2 ADHDと診断された理系男子大学院生の事例――窮屈な生き方から、のびのびとした生き方へ転換したツクオ
3 二次的なつまずきの問題が大きいADHDの短大生の事例――安心感・自尊心を回復して、自分サイズの生き方へと変化したヨシコ