平成23(2011)年度 自閉症セミナー
自閉症児(者)への教育・福祉の質を高めるために~最新研究の応用と効果的な人材育成~
自閉症への教育・福祉の質を高めていくためには、特定の方法論にこだわることなく自閉症についての妥当性のある研究を理解して取り組んでいく必要があります。教育では特別支援教育の開始により多様なニーズが生まれ、より専門的な支援が必要とされています。福祉の現場では、新制度により職員配置の大幅な見直しをせまられ、効果的なOJT(人材育成)のあり方が必要とされています。しかし、教育・福祉の現場では様々な方法論を現場で生かすことや、OJTに対しての取り組みがなかったため、ケースカンファレンスを行っても、具体的な結論を導き出すことさえ難しいのが現状ではないでしょうか。
この研修では、1日目は自閉症への3つの方法論の応用とOJTの必要性を学びます。そして2日目は、効果的なケースカンファレンスの方法を実際に習得することにより、それぞれの現場で生かすことのできることを目的とします。カンファレンスにおいては、行動障害を事例として取り上げます。行動障害は今なお大きな課題です。行動障害に対応する目的ははっきりとしており、その目的へのプロセスを検討することで、3つの方法論を生かしながら自閉症への行動理解の多くの示唆を得ることができます。
なお今回のセミナーでも、前回同様2日目のセッション終了後全体会を設け、質問に答えることができるようにしました。
この研修では、1日目は自閉症への3つの方法論の応用とOJTの必要性を学びます。そして2日目は、効果的なケースカンファレンスの方法を実際に習得することにより、それぞれの現場で生かすことのできることを目的とします。カンファレンスにおいては、行動障害を事例として取り上げます。行動障害は今なお大きな課題です。行動障害に対応する目的ははっきりとしており、その目的へのプロセスを検討することで、3つの方法論を生かしながら自閉症への行動理解の多くの示唆を得ることができます。
なお今回のセミナーでも、前回同様2日目のセッション終了後全体会を設け、質問に答えることができるようにしました。
2011年度自閉症セミナー コーディネーター
社会福祉法人 けやきの郷 佐々木敏宏
社会福祉法人 けやきの郷 佐々木敏宏
- ■ 日 時 2011年11月12日(土)~13日(日)
- ■ 会 場 戸山サンライズ
東京都新宿区戸山1-22-1 Tel: 03-3204-3611
東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩10分
東京メトロ大江戸線若松河田駅より徒歩10分
※会場地図は、参加証とともにお送りいたします。
東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩10分
東京メトロ大江戸線若松河田駅より徒歩10分
※会場地図は、参加証とともにお送りいたします。
- ■ 定 員 150名 (定員になり次第締め切ります)
- (2日間参加…80名/11/12(土)のみ参加…70名)
- ■ 参加対象者 発達障害医療・福祉・教育・行政関係者・保護者・その他
- ■ 参加費
2日間参加・・・16,000円 ( 賛助会員 14,400円 )
11月12日(土)【講演】のみ参加・・・8,000円( 賛助会員 7,200円 )
11月13日(日)【分科会】のみ※(注)のみ参加・・・8,000円( 賛助会員 7,200円 )
※2日目(分科会)参加は、1日目(講演)を終了していることが条件です。
※2007年度以降に当セミナーを受講したことのある方のみ、
分科会からの参加が可能です。
ただし、2011年度の1日目を受講した方が優先となります。
※連盟加盟団体の会員と、連盟賛助会員とは異なります。
11月12日(土)【講演】のみ参加・・・8,000円( 賛助会員 7,200円 )
11月13日(日)【分科会】のみ※(注)のみ参加・・・8,000円( 賛助会員 7,200円 )
※2日目(分科会)参加は、1日目(講演)を終了していることが条件です。
※2007年度以降に当セミナーを受講したことのある方のみ、
分科会からの参加が可能です。
ただし、2011年度の1日目を受講した方が優先となります。
※連盟加盟団体の会員と、連盟賛助会員とは異なります。
- ■ 社団法人 日本発達障害福祉連盟
~ご宿泊について~
遠方よりお越しの皆様には、各自で宿泊先の手配をお願いしておりますのでご了承ください。
遠方よりお越しの皆様には、各自で宿泊先の手配をお願いしておりますのでご了承ください。
詳しいプログラムはこちらから
【セミナー報告】
2011年11月12日(土)13日(日)の2日間にわたって自閉症セミナーが行われました。
1日目は、1)ABA(応用行動分析)2)TEACCH(ティーチプログラム)3)太田ステージ4)ケースカンファレンスとOJT(職場内人材養成)の4つの講義が行われました。
これらの講義は、できるだけ具体的な実践を入れ、実際に応用できるような内容で構成されています。
2日目は、4グループに分かれてのケースカンファレンスがインシデントプロセス法(事例による問題解決の技法)にて行われました。約20人ずつのグループに分かれて3セッション、セッション毎に講師が入れ替わります。時間の制約もありとてもハードな内容ですが、その場で出される事例と参加者同士のカンファレンスは、とても勉強になったとの声が多くありました。
このセミナーでは、現場に戻った時にこの研修で学んだことが活かされることを目標としており、2日目に実際の事例を通したケースカンファレンスを入れてあります。
そして、現場に戻っての疑問や悩みに答えることができるようにフォローアップを行っており、ホームページに掲載を同意のうえで参加者の声に各講師が答えております。
2日目のケースカンファレンスは、行動障害の事例を取り上げております。障害特性と最新の研究を理解し、各職員共通理解のもと、予防的な対応を一貫して続けることで時間はかかっても行動障害の多くは軽減されていきます。そのために本セミナーが活かされるような内容を今後も検討していきたいと考えております。
なお、今年度も開催予定で現在準備を進めており、開催日時場所が決定次第ホームページに掲載される予定です。
1日目は、1)ABA(応用行動分析)2)TEACCH(ティーチプログラム)3)太田ステージ4)ケースカンファレンスとOJT(職場内人材養成)の4つの講義が行われました。
これらの講義は、できるだけ具体的な実践を入れ、実際に応用できるような内容で構成されています。
2日目は、4グループに分かれてのケースカンファレンスがインシデントプロセス法(事例による問題解決の技法)にて行われました。約20人ずつのグループに分かれて3セッション、セッション毎に講師が入れ替わります。時間の制約もありとてもハードな内容ですが、その場で出される事例と参加者同士のカンファレンスは、とても勉強になったとの声が多くありました。
このセミナーでは、現場に戻った時にこの研修で学んだことが活かされることを目標としており、2日目に実際の事例を通したケースカンファレンスを入れてあります。
そして、現場に戻っての疑問や悩みに答えることができるようにフォローアップを行っており、ホームページに掲載を同意のうえで参加者の声に各講師が答えております。
2日目のケースカンファレンスは、行動障害の事例を取り上げております。障害特性と最新の研究を理解し、各職員共通理解のもと、予防的な対応を一貫して続けることで時間はかかっても行動障害の多くは軽減されていきます。そのために本セミナーが活かされるような内容を今後も検討していきたいと考えております。
なお、今年度も開催予定で現在準備を進めており、開催日時場所が決定次第ホームページに掲載される予定です。
2011年度自閉症セミナー コーディネーター
社会福祉法人 けやきの郷 佐々木敏宏
社会福祉法人 けやきの郷 佐々木敏宏
ご参加、ご協力いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。
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